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実在した?アーサー王の伝説

ざくっと都市伝説
  • ゲームの題材などにもなるアーサー王の伝説。
  • 断片的な記述しかない。
  • 実在したかは不明。


アーサー王物語で有名な彼の伝説は民間伝承や創作によるものがほとんど。
アーサー王の史実性を証明している書物は「カンブリア年代記」「ブリトン人の歴史」「ブリタニアの略奪と征服」の3つだけで、断片的にしか記されていない。

中世ヨーロッパの最大級の伝説としてアーサー王が実在していたのか、空想上の伝説・伝承でしかないのかは、現在も歴史家たちの間で議論されている。

抜けない剣やエクスカリバー、円卓の騎士などゲームなどでもおなじみの設定はアーサー王物語がもとになっている。

■アーサーの出生

コーンウォールのティンタジェル公ゴルロイスの妻イグレインに横恋慕した、
時のイングランド王ウーゼル・ペンドラゴンが、魔法使いマーリンの力を借りゴルロイスの姿になりイグレインを妊娠させる。
生まれた男の子は魔法使いマーリンに連れていかれ騎士エクターの息子「アーサー」として育てられる。

石に刺さった剣を抜く

カンタベリー寺院に、剣が刺さっている不思議な石。
その剣には「この石から剣を抜いた者は全イングランドの王である」と書かれており、イングランド中の王や領主や騎士たち抜こうとしが抜くことができない剣。15歳のアーサーはこの剣を抜き、本当の父親がウーゼル王であることを知る。

エクスカリバーを入手

マーリンに導かれ、訪れた湖。湖にはひとふりの剣を握った白い衣をまとった女性の腕が突き出ており、アーサーは女性から譲り受け、生涯その身に帯びる。
その剣こそがエクスカリバーで、エクスカリバーの鞘は身につけている限り、どんな傷を負っても一滴の血も流れないという魔力を持っていた。

円卓の騎士

円卓につく者は身分の上下に関わりなく対等であるという意味がある。席には決められた騎士の名前が、テーブルの上に金文字で浮かび上がっていた。
選ばれた騎士たちは、戦乱の時期にあっては、アーサー王の戦士として勇敢に戦い、平和な時代においては自ら冒険・探索の旅に赴き、時には困っている婦人のために、あるいは名誉をかけて馬上槍試合に臨んだ。

聖杯の探索

円卓の騎士の一人ランスロットとカーボネックの王女エレインの息子ガラハッドが、成長し円卓の騎士に加わった時、不思議な聖杯が出現し、それを目の当たりにした騎士たちは聖杯の秘密を求めて冒険の旅に出る。
まことに汚れのない騎士だけが見ることを許されるもの。ランスロットは恋心ゆえに、聖杯を見極めることができなかった。

アーサー王の死

アーサーとモードレッドの戦のなかで、アーサーはモードレッドを討ち取るが、モードレッドが振り下ろした剣で瀕死の重傷を負い、アヴァロンへ傷を癒しに行くと言い残し、アーサーは姿をくらます。
グラストンベリ修道院に遺されていたというアーサーの墓にはこう刻まれている。『ここに、過去の王にして未来の王アーサーは眠る。』

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