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桜の木の下には死体が埋まっている

ざくっと都市伝説
  • 鮮やかな赤の桜。
  • 水の色で花の色が変わる。
  • 人の血液で赤くなる。


綺麗な桜の木の下には死体が埋まっている。桜の咲く季節に何度か聞いたことのある話。
桜の花の色は淡いピンク。中には赤くて鮮やかな桜が咲く木がある。

小学生のころ、理科の実験で経験した人もいるだろう。白い花を赤く色付けした水につけておくと、白かった花は暫くすると赤い花になる。

桜の木の下に死体を埋めると、その死体に血液を吸水して桜の花が赤く染まってしまう。

昔、周辺の桜とは明らかに色が違う桜がり、住民が根元を掘ってみたら白骨化した死体が出てきたことがる。

しかし、人の血液は体重の約8%。80kgの人でも6.4リットルほどしかなく、果たして桜を赤く染めてしまうのに十分な量とは考えにくい。

綺麗な桜の木の下には死体が埋まっていると言われるようになったきっかけは、梶井基次郎の「桜の樹の下には」という短編小説ではないかといわれる。この小説は「桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!」で始まる。この一文に尾ひれが付き広まったのではないかと推測される。

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