マヤ暦終末説。計算間違い!本当は2015年9月3日!

おもしろ・珍説
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ざくっと都市伝説
  • 2012年人類滅亡説は世界中を騒がせた終末予言だった。
  • 後に「うるう年の計算ミス説」が広まり新たな終末日が生まれた。
  • 終末が過ぎても人々は新しい滅亡日を探し続けている。

2012年12月21日。

この日付を覚えている人も多いだろう。

かつて世界中で、「人類が滅亡する日」と噂された日だ。

テレビや雑誌、インターネットでも大きく取り上げられ、日本でも話題になった。

その根拠とされたのが、古代マヤ文明が残した「マヤ暦」である。

しかし予言の日を迎えても、人類は滅亡しなかった。

ところがその後、さらに奇妙な都市伝説が誕生する。

「実は計算が間違っていた。本当の滅亡日は2015年9月3日だった」

という説である。

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そもそもマヤ暦とは何だったのか

マヤ文明は中南米で栄えた古代文明で、高度な天文学を持っていたことで知られている。

彼らは複数の暦を使い分けており、その中には非常に長い期間を管理する「長期暦(ロングカウント)」が存在していた。

この長期暦は約5125年をひとつの周期として数える仕組みになっている。

そして、その周期が終了するとされていた日が2012年12月21日だった。

これが終末論へと結び付けられたのである。

実際にはマヤ文明が「世界が終わる」と記した記録は確認されていない。

しかし、

  • 古代文明の予言
  • 暦の終了
  • 終末思想

という要素が組み合わさり、人類滅亡説として世界中へ広まっていった。

2012年終末論は世界を巻き込んだ

2012年が近づくにつれ、終末論は加熱していった。

巨大隕石の衝突説。

太陽フレアによる文明崩壊説。

地軸反転説。

惑星ニビル接近説。

インターネット上では様々な滅亡シナリオが語られた。

中には本気で信じる人も現れ、一部地域では食料の備蓄や避難準備が行われたとも言われている。

終末を題材にした映画や書籍も大ヒットし、2012年はまさに“終末ブーム”の年だった。

しかし、その日が過ぎても世界は何事もなく続いた。

こうして人類滅亡説は終わったかに思われた。

「実は計算が間違っていた」説の登場

ところが終末論はそこで終わらなかった。

後になってネット上で広まったのが、「マヤ暦換算ミス説」である。

この説によれば、マヤ暦を現在の西暦へ変換する際、うるう年の計算が正しく反映されていなかったという。

西暦では約4年ごとに1日の調整が行われる。

長期間になると、その積み重ねによって大きなズレが生じる。

そしてその誤差を補正すると、2012年12月21日ではなく、2015年9月3日が本来の終了日になるという主張だった。

この話はSNSや海外サイトを中心に拡散し、一時は新たな終末予言として注目を集めた。

2015年9月3日にも何も起きなかった

しかし当然ながら、2015年9月3日にも人類は滅亡しなかった。

大規模な天変地異も起きず、文明崩壊も発生していない。

そのため現在では、この説も都市伝説のひとつとして扱われている。

そもそも歴史学者やマヤ文明研究者の多くは、「マヤ暦は終末予言ではない」と説明している。

長期暦の区切りは、現代で言う年末や世紀の切り替わりに近いものだと考えられている。

つまりカレンダーが12月31日で終わるからといって世界が終わるわけではないのと同じである。

なぜ人は終末予言を信じるのか

終末予言は、古代から何度も繰り返されてきた。

ノストラダムスの大予言。

2000年問題。

2012年問題。

そして数え切れないほどの滅亡予言。

そのほとんどは外れている。

それでも人々は、新しい終末論が現れるたびに興味を持つ。

なぜだろうか。

心理学では、人間には「未来を知りたい欲求」があると言われている。

特に不安な時代になるほど、人は世界の終わりについて考えやすくなる。

また、「自分だけが真実を知っている」という特別感も終末論が広がる理由のひとつとされている。

終末予言は未来予測であると同時に、人間心理を映し出す鏡でもあるのだ。

マヤ文明は本当に何を伝えたかったのか

興味深いのは、マヤ文明そのものが終末を予言したという証拠が見つかっていない点である。

むしろ現代人が勝手に意味を解釈し、終末論へ発展させた可能性の方が高い。

古代文明の神秘性は、人々の想像力を刺激する。

そこへ終末思想が結び付くことで、都市伝説はより魅力的な物語へ変化していくのである。

よくある質問

マヤ暦は本当に人類滅亡を予言していたのですか?

現在の研究では、マヤ暦そのものに人類滅亡を示す記録は確認されていません。

2015年9月3日説はどこから生まれたのですか?

マヤ暦を西暦へ変換する際、うるう年を考慮していなかったという説から広まった都市伝説です。

今でもマヤ暦終末論を信じる人はいますか?

少数ながら存在しますが、多くは都市伝説やオカルト話として楽しまれています。

まとめ

マヤ暦の人類滅亡説は、現代最大級の終末都市伝説と言えるだろう。

  • 2012年12月21日に人類滅亡説が広まった
  • 後に2015年9月3日説が登場した
  • どちらも現実には起きなかった

それでも終末予言は何度も形を変えて現れる。

もしかすると人類は、“世界の終わり”そのものではなく、終わりを想像することに魅了されているのかもしれない。