最初の性体験で女性の性欲が変わる?「女は弱い」の不思議な噂

心理
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ざくっと都市伝説
  • 「男は性欲が強く、女はそれほどでもない」は、本当に生まれつきの差なのか。
  • 女性は最初の性行為で気持ちよさを知ると、その後の性欲まで強くなるという話がある。
  • 逆に、最初から自分が楽しめなければ、「性行為をしたい」という気持ちそのものが薄れていくのかもしれない。

「男は性欲が強く、女はそれほどでもない」昔から、そんな男女差は当たり前のように語られてきた。

男は若いうちから性行為をしたがる。女はそこまででもない。男が積極的なのは普通なのに、女が積極的だと「珍しい」と言われる。

だから、男性のほうが性欲が強いのは、生まれつきなのだと思われてきた。

しかし男性と同じくらい強い性欲を持つ女性もいる。

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最初の性行為で差がつく

18歳から25歳の男女を対象にした、性行為についての研究結果がある。

最初の性行為で「気持ちよく満足できた」と答えた割合は、女性21.0%に対して男性45.1%だった。

最初の性行為でオーガズムを経験した女性は、その後の性欲が男性とほぼ同じだった。

反対に、最初の性行為でオーガズムを経験しなかった女性は、男性より性欲が低かった。

男性の場合は、最初の性行為でオーガズムを経験したかどうかで、その後の性欲に大きな違いは見られなかった。

つまり、女性は最初の性行為で「気持ちいい」と感じることができたかどうかによって、その後の性欲まで違っていた。

つまり、女性の性欲が最初から弱いとは限らない。

最初に性行為の気持ちよさを知った女性は、その後も性行為を求める。

逆に、最初から自分は気持ちよくないものだと思ってしまえば、求めなくなる。

もしこれが本当なら、男女の性欲の差は「生まれつき」だけでは説明できなくなる。

最初に何を覚えたか

考えてみると、これは少し怖い話でもある。

初めての性行為で、自分も気持ちよくなれる。

そう知った女性は、「またしたい」と思う。

次も楽しみになる。

その繰り返しで、性行為そのものを求める気持ちも強くなっていく。

ところが、最初から相手だけが気持ちよくなって、自分には何もなかったらどうだろう。

「性行為って、こういうものなんだ」

そう覚えてしまうかもしれない。

次に誘われても、それほど乗り気にならない。

何度か経験しても同じなら、やがて自分から求めることもなくなる。

そして周囲から見れば、こうなる。

「女って、あまり性欲ないよね」

もしかすると、その順番が逆なのではないか。

性欲が弱いから性行為を楽しめないのではなく、最初の性行為で楽しさを知らなかったから、性欲が強くならなかった。

なぜ最初の相手が重要なのか

ここから先は、研究というより都市伝説だ。

若い頃、女性が初めての相手に選ぶのは、必ずしも一番自分を大切にしてくれる男性とは限らない。

顔がいい。

人気がある。

周囲からもモテる。

そういう男性に憧れて、初めての相手に選ぶこともある。

ところが、人気のある若い男性が、性行為でも相手のことを一番に考えるとは限らない。

むしろ、恋人でもない相手なら、自分が満足すればそれで終わりということだってある。

女性にとって大切な「最初の一回」が、男性にとっては大した意味を持たない。

そんな組み合わせが何度も続いていたとしたら。

女性の側に「性行為は別に好きじゃない」という感覚が残っても、不思議ではない。

そして、それが何世代も繰り返されてきたとしたら、いつしか「女は性欲が弱い」という言葉だけが残る。

昔からそうだったのか

さらに、この噂には昔の男女関係まで重なってくる。

今より男性の都合が優先されやすかった時代なら、性行為も男性の欲求を満たすものとして扱われることがあっただろう。

女性が自分の欲求を口にすることすら難しい時代なら、なおさらだ。

男性が求める。

女性が応じる。

それが繰り返される。

その中で女性が自分の性欲を知る機会が少なかったのだとしたら、「女は性欲が弱い」というのは、性質ではなく結果だったのかもしれない。

そんな話から、妙な噂が生まれる。

女性の最初の相手は、同年代で一番モテる男より、少し年上で女性経験のある男のほうがいい。

若い男は自分のことしか考えない。

経験のある男なら、相手がどう感じているかを見ることを知っている。

もちろん、これはあくまで噂だ。

ただ、「最初に何を覚えたかで、その後が変わる」という話には妙な説得力がある。

女性の性欲は弱いのではなく

最初の性行為で、自分も気持ちよくなれることを知った女性。

最初から、自分は何も楽しめないものだと思った女性。

その二人が何年か後に、まったく同じ性欲を持っているとは限らない。

そして研究が示したのは、まさにその違いだった。

最初の経験が良ければ、その後も求める。

最初の経験が悪ければ、求めなくなる。

もしそうなら、私たちが「男女の性欲の差」だと思っていたものの中には、最初の性行為で何を覚えたかという違いが混ざっているのかもしれない。

女性の性欲が弱かったのではない。

最初に、自分も気持ちよくなれるものだと知ったかどうか。

ただ、それだけの違いが、男と女の性欲の差に見えていただけなのかもしれない。