父親を臭いと思っている娘は臭い

おもしろ・珍説
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ざくっと都市伝説
  • 恋愛遺伝子の型が遠いほど良い子孫を残せると言われる。
  • 遺伝子の情報は匂いとして感じ取っているという説がある。
  • 父親を臭いと感じる娘は自分も同じ匂いを持っているかもしれない。

思春期になると、それまで仲の良かった父親を急に避けるようになる娘がいる。

「お父さん臭い」

「洗濯物を一緒にしないで」

「近づかないで」

世の父親たちにとってはショックな出来事だろう。

しかし、この現象には意外な理由が隠されているという都市伝説がある。

その鍵を握るのが、恋愛遺伝子とも呼ばれるHLA遺伝子である。

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人は遺伝子の違う相手に惹かれる?

HLA遺伝子とは、人間の免疫機能に関係する遺伝子である。

都市伝説では、この遺伝子の「型」が恋愛にも関係していると言われている。

人は本能的に、自分と異なる型を持つ相手を好む。

なぜなら型が遠い相手との間に生まれた子どもの方が、病気に強く丈夫になる可能性が高いからだ。

つまり人間は、より優秀な子孫を残せる相手を無意識に探しているというのである。

逆に言えば、型が近い相手には魅力を感じにくい。

場合によっては生理的な嫌悪感すら抱くことがあるという。

遺伝子の型は匂いとして現れる

では人間はどうやって相手の遺伝子を判断しているのだろうか。

都市伝説では、その答えが「匂い」だと言われている。

HLA遺伝子の情報はフェロモンのような形で現れ、人は無意識のうちにその匂いを嗅ぎ分けているというのだ。

そのため型が遠い相手の匂いは心地良く感じる。

反対に型が近い相手の匂いは不快に感じる。

好みの顔ではないのになぜか好きになる。

逆に理想のタイプなのに、なぜか受け付けない。

その理由は遺伝子にあるというわけだ。

父親を臭いと感じる娘の謎

ここで最初の話に戻る。

なぜ娘は父親を臭いと感じるのか。

都市伝説によれば、父親と娘は遺伝子的に近い存在だからである。

娘は父親の遺伝子を半分受け継いでいる。

そのため父親の匂いに対して、本能的に恋愛対象ではないと判断しているのだという。

つまり父親自身が臭いというよりも、遺伝子の型が近いために臭く感じているだけなのである。

実際には他人が嗅いでも特に臭くない場合もある。

娘だけが敏感に反応している可能性があるというのだ。

そして衝撃のオチ

ここからがこの都市伝説の面白いところである。

娘が父親を臭いと感じる理由は、父親と似た遺伝子を持っているから。

ということはどうなるだろう。

娘自身も父親と似た遺伝子を持っていることになる。

つまり、父親と近い匂いを発している可能性があるのである。

父親を指差して

「臭い!」

と言っている娘は、実は自分自身にも同じことを言っているのかもしれない。

この部分が都市伝説として長年語られている最大の理由である。

父親にとっては少しだけ救われる話かもしれない。

兄弟姉妹も同じなのか

この説をさらに広げると、兄弟姉妹にも当てはまる。

兄弟姉妹は遺伝子的に近いため、恋愛感情を抱きにくい。

また、異性として強く意識することも少ない。

これも近い遺伝子同士が結ばれないようにする本能ではないかと言われている。

もちろん例外はあるだろう。

しかし生物として考えると合理的な仕組みにも思える。

なぜこの都市伝説は広まったのか

この話が広まった理由は単純である。

多くの家庭で実際に起こる現象だからだ。

父親を臭いと言う娘。

傷つく父親。

そして最後に判明する意外なオチ。

「でも娘も同じ匂いなんじゃないの?」

という皮肉の効いた結末が、人々の記憶に残ったのである。

この都市伝説の真相

HLA遺伝子と異性の好みの関係については研究も行われている。

しかし恋愛や匂いの好みを全て説明できるわけではない。

生活習慣や体質、環境など様々な要素が影響している。

そのため、この説を完全な事実として受け取ることはできない。

ただし「なぜか好き」「なぜか苦手」を説明する仮説としては非常に興味深い。

だからこそ今でも語り継がれているのだろう。

まとめ

父親を臭いと感じる娘には、HLA遺伝子が関係しているという都市伝説がある。

  • 人は遺伝子の型が遠い相手に惹かれやすいと言われる
  • 遺伝子の違いは匂いとして感じ取っているという説がある
  • 父親を臭いと感じる娘は、自分も似た匂いを持っている可能性がある

もちろん真相は分からない。

だが、もし娘から「お父さん臭い」と言われたら、こう返してみてもいいかもしれない。

「それ、お前も同じ匂いかもしれないぞ」と。