中国では35人以上の死亡事故は起きない
ざくっと都市伝説
- 中国では事故は35人までしか死亡しない。
- 死者が35人を超えた事故は証拠が隠滅される。
- 35人を超えると共産党委員会の書記が更迭される。
2011年7月23日浙江省温州市でに起きた高速鉄道の追突事故。先頭車両が24日午前、重機で粉々に砕かれ土中に埋められた。
先頭車両を埋めたのは、「地面がぬかるんでおり、機械を現場に入れるための危険回避の措置だ」弁明。しかし実際は事故車両という物的証拠と一緒に、真実の死亡者数も闇に消されたのではないかと言われている。
今回の高速鉄道は35人死亡。
河南省平頂山の炭鉱事故も35人死亡。
重慶市の暴雨による死者も35人。
雲南省の暴雨被害も死者35人。
他にも1993年以降、中国の「重大事故」37件で死者がぴったり35名になっている。
新華社通信は24日夜、死者35人に加えて新たに8人の遺体が見つかったとする英語版の記事を配信したが、王報道官が記者会見で「私が把握している情報は35人だ」と述べ、報道内容を事実上否定した。
死者36人以上の事故が起きた場合、市の共産党委員会の書記が更迭されることになっている。そのため、事故が起きたると死亡人数は35人より多くなることはほとんどない。