工事現場の電光警備員
ざくっと都市伝説
- 工事現場の人が映る電光式看板。
- 本当の交通誘導員を撮影したもの。
- モデルとなった誘導員は他界している。
最近、工事現場でよく見るようになった電光式の警備員画像が旗を振る映像装置。レンタル業者から借りればコストも安いし、レベルの低いアルバイト警備員などの誘導事故による責任問題なども遥かに低くなるので使用する工事業者が増えている。
工事現場の警備員といえば大学生やフリーター、リストラされた中年男性のつなぎの仕事としてよく知られているが、彼らの小使い稼ぎの手段がこの機材の出現により減少している。
ところでこの機材に纏わる奇妙な話がある。
公団等で良く見る3色程度の発光ダイオード式の警備員が旗を振ってる実写映像を映す電光看板。実はコレ、95年に実在の交通誘導警備員をキャプチャーし作成されたもの。しかしモデルとなった警備員は神奈川で交通誘導中にミキサー車に轢かれ他界した。この人の遺影が全国の工事現場で旗を振り続けるのかと思うと不気味な話である。
皆さんもこの「電光警備員」を町で見かけたら黙祷してあげてほしい。