フィクションの注意書き。始まりはドイツ人医師ドルゲからの苦情。
ざくっと都市伝説
- ヒーローもののドラマで苦情。
- 悪役の名前と一緒でひどい目に遭っている。
- 注意書きを表示するようになる。
「この物語はフィクションであり、登場する人物、団体は実在のものと一切関係ありません。」
この注意書きは、ドラマのエンディングで必ず目にしていると思う。
フィクションというのは、簡単に言うと作り話だということ。なぜこのようなことを必ずするようになったか?
このフィクションの注意書きをさかのぼってみると、ある特撮テレビドラマに辿り着く。その特撮に登場していた、悪役ドルゲ。このドルゲが主人公と戦うために、毎回悪役の魔人や妖怪を送り込んでいた。この特撮は子供たちの間で非常に人気があった。しかし、そのせいであるトラブルが起きた。
ある日、この特撮を放映しているテレビ局に電話があった。それは町医者をしているドイツ人のドルゲという人から。その内容は、特撮の人気で子供たちから悪役と同じ名前の私がひどい目にあっているとの抗議だった。
これを受けてテレビ局側は、番組の最期にフィクションの注意書きを必ず載せるようになった。