九尾の狐が世界を操っている
ざくっと都市伝説
- 九尾の狐は三国随一の大妖怪で古代中国王朝を操った。
- 古代中国で太公望に処刑され三つに分散し、その後日本で一匹が仕留められた。
- 残り二匹は行方知れずのまま。
日本は狐の怪談等が沢山残っている。その中で最も有名なのは「九尾の狐」ではないだろうか。「九尾の狐」で有名なのは「白面金毛九尾の狐」三国随一の大妖怪と言われる程の実力。
古代中国で王后を喰い殺し王后に化け酒池肉林等の暴政を働いたが、太公望に処刑された。しかし、そのときに体が三つに分散したと言われている。
次に九尾は少女に化け日本にやって来る。来日した時は何もしておらず、それから約380年後に宮中に仕え鳥羽上皇と契りを結ぶ。その契りにて病を発した鳥羽上皇を調べた陰陽師(晴明・泰成・泰親)によって正体がバレ、白面金毛の姿で逃亡するはめになる。
その後、各地で暴行をし続け上皇の軍勢により殺されるのだが、心臓を貫かれた直後巨大な毒石に姿を変えてしまう(この毒石は観光名所として有名。いわゆる「殺生石」である)。そして室町時代、玄翁和尚により破壊され全国各地に飛散したのだ、という。
これが伝承されている話であるが、気になることが一つ。
太公望によって3つに分散した一匹を上皇の軍勢が倒したとして、残りの二匹は何処へ行ったのか。もしかしたら、未だにどこかから世界を操っているのかもしれない…。