失恋のツラさがなくなる?ホレ薬の研究
ざくっと都市伝説
- 失恋の辛さを脳は「痛み・痛覚」と認識している。
- 失恋の痛みを和らげる薬の研究が進めれれている。
- ホレ薬としても使える成分のため反対する者も多い。
誰しも失恋の経験はあるだろう。本気の恋愛であればあるほど、その恋を失ったときの心の傷みは大きい。
失恋が原因で仕事を休んだことがある人もいるようで、その割合は女性よりも男性の方が多い。この失恋の痛みを取り除ける研究が進められている。
失恋をしたとき胸が締め付けられるような状態になることを「ブロークン・ハート症候群」と言う。失恋相手の写真を見ている人の脳内をスキャンすると、身体的な痛みを感じる部分が活性化している。失恋で感じる痛みは錯覚ではなく、実際に痛みを感じている。
恋愛感情は分泌される生化学物質の作用が組み合わさって感じるもので、恋愛ホルモンと呼ばれるオキシトシンという物質が、人の絆の形成に重大な役割を果たしている。つまり、オキシトシンをコントロールすることで、恋愛感情をコントロールすることができる。
研究者たちの間では失恋の痛みを感じさせなくさせる薬の研究が進められている。これは恋愛感情をコントロールする研究であり、ホレ薬の開発にもつながる。
感情をコントロールすることは様々な犯罪につながる恐れがあり、倫理的にも反対する科学者も多く、研究はなかなか進まない状況である。