死をもたらすエナジードリンク
ざくっと都市伝説
- エナジードリンクを飲んで少女死亡。
- 大量のカフェイン含有。
- 飲み過ぎ注意。
「モンスターエナジー」ブランドは、2002年にアメリカで発売され、アメリカをはじめ北米、南米、欧州、豪州、アジアなど世界57カ国以上で販売されている大人気のエナジードリンク。
2010年7月~2011年11月の米国エナジードリンクカテゴリーにおけるシェアNo.1。そのエナジードリンクを2缶飲んで、少女が死亡するという事件が発生した。
少女は、亡くなるまでの24時間の間に、モンスターエナジー2本(1缶700ml)を摂取した。カフェインの含有量はおよそ480ミリグラム。これはコカコーラ(350ml)の14缶分に相当するといわれる。
主な飲料のカフェイン含有量:
コーラ系1缶 30~50mg
お茶1杯 50~80mg
コーヒー1杯 40~180mg
栄養ドリンク系1瓶 30~80mg
レッドブル(250ml缶)1本 80mg
カフェインの致死量は一般に約200mg/kgと言われているが、個体差があり年齢やカフェイン分解酵素の活量や肝機能に違いがあるため、5g~10gが致死量と考えられる。
そう考えると、このエナジードリンクのカフェイン量は明らかに過剰な量。カフェインにも致死量があるというのは、初めて知った人もいるのではないではないだろうか。
他にもレッドブルなど、カフェインを多量に含むエナジードリンクは多数ある。飲みすぎには注意を。