宝くじ1等は上級国民にしか当たらない
ざくっと都市伝説
- ジャンボ宝くじ1等の換金に来て逮捕
- 見分けがつかないほど精巧な偽造宝くじだった
- 上級国民にしか当たらない1等当選なのでバレた
2020年1月6日。名古屋市中村区のみずほ銀行で一人の男が逮捕された。
逮捕容疑は「偽造の宝くじで当選金7億円をだまし取ろうとした」というもの。
警察の調べでは「一見しただけでは本物と見分けがつかなかい」ほど巧妙に偽造された年末ジャンボ宝くじ。見分けがつかないのになぜ銀行は通報したのか。
機械選別でバレた?
ジャンボ宝くじは抽選番号の数字だけでなく、バーコードでも管理されていて、機械にかければ当選してるかどうかすぐにわかるようになっている。
「数字」だけを書き換えて機械チェックでバレたのだろうか。
当選チェックの機械は全国の宝くじ売り場に設置されていて、当選金を渡すときは必ず機械にかけられる。容疑者の母親の「宝くじなんか当たらないから買うのやめなさいと言っていた」という証言から、容疑者が毎回のように宝くじを買っていたと推測される。機械にかけられチェックされることを知らないはずがない。
警察でも見分けがつかないほど精巧な偽造宝くじをつくる男が、バーコードを見落とすとは考えにくい。
ジャンボ宝くじは上級国民にしか当たらない
ジャンボ宝くじ以外にも、「ナンバーズ」や「toto」など、当選金が億を超えるものはある。これらの宝くじは「億当選者」がテレビやネットなどでは顔出しで登場している。しかしジャンボ宝くじの当選者の情報は出てこない。
ジャンボの抽選会は中継されているとはいえ機械式。どのようにでもコントロールできる。
1等の当選は「上級国民」の中から選ばれていて、その人がもつ宝くじが当たるようになっている。
一般人が1等当選の宝くじを持ってくることなどありえないため、機械チェックすら突破するほど精巧な宝くじであっても警察に通報したのである。