数千万円を隠し持つ天王寺のホームレス「100年ババア」
ざくっと都市伝説
- ダンボールハウスの一斉撤去。
- 床一面に一万円札。
- 老人ホームへ入所。
大阪のJR天王寺駅周辺には、伸び放題の白髪を腰にグルグルと巻き付け、腰をかばいながら、手作りの乳母車を押して歩くホームレスの老婆。かなり昔から路上生活をしていて「100年くらい住みついている」という噂話から、彼女は「100年ババア」と呼ばれるようになった。
天王寺駅の再開発にともない、路上生活者などの立ち退き命令が激しくなっていた頃。ダンボールハウスや寝床を撤去していた役所の作業員がとんでもない光景を目にした。
100年ババアが住んどった寝床の何枚か重ねたダンボールの床をガバっと剥がすと、床一面に1万円札がキレイに敷き詰められていた。数千万円はあったらしい。
長年路上生活を続けるホームレスの老婆が本当にそんな大金を持っているとは疑わしい話だが、中華屋の店主は「100年ババアのダンボールハウスまで週2回ほどよく出前に行っていた」といい、ネットカフェの店長も「ほぼ毎日1時間~2時間くらいの利用していた」という。支払いもきちんとする常連だったらしい。
撤去のあと暫くは天王寺駅周辺で見かけられたが、今は高級な老人ホームへ入所しているらしい。