- 保証が切れた頃に壊れるという有名な噂。
- ブラビアの不具合報告で再び注目された。
- だがタイマーの存在は確認されていない。
保証が切れた頃、なぜか壊れる。家電好きの間で語られる有名な噂。
家電が壊れる。
それだけなら珍しい話ではない。
しかし、そのタイミングが保証期間終了の直後だったらどうだろう。
「狙ったように壊れた」
そう感じた経験を持つ人もいるかもしれない。
そして、そんな体験談から生まれた有名な噂がある。
その名も――ソニータイマー。
ソニータイマーとは何か
ソニータイマーとは、
「ソニー製品は保証期間終了後に故障するよう設計されている」
という噂である。
もちろん正式な名称ではない。
ネットや家電ファンの間で広まった俗称だ。
テレビ。
オーディオ機器。
ゲーム機。
パソコン。
様々な製品で、
「保証が切れた直後に壊れた」
という体験談が語られてきた。
その積み重ねが都市伝説となったのである。
ブラビア1200時間問題
この噂を有名にした話の一つがブラビア問題である。
ある液晶プロジェクションテレビで、累計視聴時間がおよそ1200時間を超える頃に不具合が発生する事例が報告された。
仮に1日3時間視聴した場合、
1200時間 ÷ 3時間 = 約400日。
つまり約1年1か月。
メーカー保証終了直後に近い時期となる。
そのため、
「やはりタイマーが存在するのではないか」
という噂が急速に広まった。
本当に仕込めるのか
しかし冷静に考えると疑問もある。
全ての使用環境は異なる。
毎日使う人もいれば、週末しか使わない人もいる。
その全員が保証終了後に故障するよう設計するのは極めて難しい。
さらに意図的な寿命制御は企業にとって大きなリスクになる。
もし発覚すれば信用を失うからだ。
そのため専門家の多くは、
「実際のタイマーではなく、故障が印象的に記憶されている現象ではないか」
と考えている。
まとめ
ソニータイマーは長年語られてきた有名なメーカー都市伝説である。
保証切れ直後に壊れる。
絶妙なタイミングで不具合が起きる。
そんな体験談は今も後を絶たない。
しかし実際にタイマーが存在した証拠は確認されていない。
それでも噂が消えないのは、多くの人が一度はこう思ったことがあるからだろう。
「なぜ今、このタイミングで壊れたんだ?」
そしてその瞬間、人はついこう呟く。「ソニータイマーかもしれない。」


