ゴキブリを食べると
ざくっと都市伝説
- ゴキブリはどんな環境でも生きられる。
- 卵をもったゴキブリを食べてしまうと体内で繁殖する。
- テレビ番組でゴキブリを食べて死亡。
ゴキブリを食べると死んでしまう。汚れたところで生活しているゴキブリは病原菌の塊りであり、過酷な環境でも生き抜いてきたゴキブリは、生命力が強く、人の胃酸では消化できない。
また、メスのゴキブリであれば卵を持っている可能性がある。もし誤って食べてしまうと、この卵が孵化しおなかの中で繁殖し、体内を食い荒らされてしまうからだ。
昔のテレビのあるコーナーでゴキブリを食べた学生が、数ヵ月後に死亡。解剖の結果体内からゴキブリの幼虫が摘出された。
実際は、食べたから死ぬということはない。人の体の中で生きていけるのは寄生虫くらいで、さすがに生きた化石であるゴキブリであっても、人の体内では生きていけない。仮に卵を持ったメスであっても、産み付ける前の卵だから孵化するまでには時間がかかる。よっぽどひどい便秘でもない限り、便と共に排出される。
何かしらの病原菌をもっている可能性はある。それにより発熱、下痢や嘔吐といった症状が現れることもあるが、病院で処置すれば問題ない。誤飲した後、1日以上たっても何も症状が現れなければ問題がないとも言う。