ざくっと都市伝説
- マスク姿の女性が「私、きれい?」と尋ねる。
- マスクを外すと口が耳まで裂けている。
- 逃げても追いつかれる恐怖の怪人。
口裂け女は、日本の都市伝説の中でも特に有名な存在である。
1970年代後半には全国の小学校で噂が広まり、実際に集団下校が行われた地域もあったという。
「私、きれい?」と尋ねる女
ある日、下校中の小学生の前に赤いコートを着た女性が現れる。
女性はマスクで口元を隠しており、一見するとごく普通の美人に見える。
そして静かにこう尋ねる。
「ねぇ、わたし、きれい?」
突然の質問に戸惑いながらも、小学生は答える。
「うん、お姉さんはきれいだよ。」
マスクの下に隠されたもの
すると女性はゆっくりとマスクを外す。
そして叫ぶのだ。
「これでもかー!」
マスクの下から現れたのは、耳元まで大きく裂けた異様な口だった。
驚いた子どもが逃げ出そうとすると、女性はコートの中から大きな鎌を取り出して追いかけてくる。
その足は異常なほど速く、どれだけ逃げても追いつかれてしまうという。
捕まった子どもの末路
伝承によって結末はさまざまだが、有名な話では捕まった子どもの口を鎌で耳まで裂いてしまうとされている。
そのため口裂け女に出会ったら決して「きれい」と答えてはいけないとも言われた。
一方で、「普通です」と答えると助かる、「べっこう飴を渡すと逃げる」など、地域ごとに数多くの対処法も語られている。
なぜここまで広まったのか
口裂け女が社会現象になった背景には、当時の口コミ文化があると考えられている。
インターネットが存在しない時代、学校や友人同士の会話だけで噂は全国へ広がっていった。
目撃談が次々と生まれ、警察に通報されたケースまであったという。
もちろん実在を示す証拠はなく、現在では典型的な都市伝説として扱われている。
まとめ
「私、きれい?」という一言から始まる口裂け女の物語。
シンプルな内容でありながら、子どもたちの想像力を刺激し、日本中に恐怖を広げた。
今なお語り継がれることを考えると、口裂け女は日本を代表する都市伝説と言えるだろう。

