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福岡の都市伝説!清川にある不自然なロータリー交差点

福岡市中央区清川にあるロータリー交差点。ロータリー交差点とは、道路中心にある島の周囲を1方向に周る交差点。

清川のロータリーがある道路は片側1車線で、他の交差点は十字交差点なのだが、なぜか1か所だけロータリー交差点になっている。

その場所だけ不自然なロータリー交差点。車で通ってみるとよくわかるが、ロータリーにしている意味もわからず、突如現れるロータリー交差点に慌ててしまう。夜はロータリーに気付きにくく、中心の島への軽い接触事故もよく起こっている。

それでもこの場所が普通の十字路にならないのには理由がある。

清川という場所は、昔は中洲に並ぶ繁華街。花街・色町と言われ、女性が活躍する夜の街。ちょうど清川のロータリーの中心の島の位置には、当時は大きな井戸があった。その井戸には夜の街で起きたトラブルの証拠隠滅に遺体が投げ込まれていた。

時代と共に花街の様相がなくなり、道路整備が進められ、清川のロータリーも普通の十字路になる予定だった。しかし井戸の周辺には幽霊の目撃情報が相次ぎ、工事関係者に不幸が続いたため工事が遅れた。古くから清川に住む人たちは、井戸に棄てられた人たちの呪いだと騒ぎだした。

井戸を埋めることができないため十字路にすることは断念。井戸枠の上にフタをし、井戸を中心にぐるりと周るロータリー交差点にしたのである。

今でもこの場所は幽霊の目撃情報がある。交差点という場所がら、交通事故による幽霊ではないかと言われるが、この場所で死亡事故は起きていない。目撃される幽霊のほとんどが女性。その容姿は様々で同じ幽霊ではない。もしかしたら花街時代の幽霊たちなのかもしれない。

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