口裂け女について考察
- 口がさけてしまった理由
- 口裂け女の撃退方法
- 口裂け女の特徴
古くからある都市伝説なだけに、口裂け女に関する情報もたくさんあり、それらの情報もまた都市伝説となっている。
口が裂けた理由
・3人姉妹の末っ子で、上の二人は整形手術に成功したが自分だけは失敗して口が裂けてしまった。このとき手術を担当した医者がポマードをべったりとつけており、ポマードが嫌いになった。
・一番上の姉は整形手術の失敗で口が裂けてしまった、真ん中の姉は交通事故で口が裂け、一番下は気が狂って自らの口を自分の手で裂いてしまった。この場合、口裂け女は3人いることになる。
・自分のなんらかの不注意で口を裂いてしまった自己責任型もある。
撃退方法
口裂け女は口が裂ける原因となった手術をした医者がポマードをべったり付けていたので、ポマードがとても苦手である。だから口裂け女に会ったら「ポマード!、ポマード!、ポマード!」と三回言うと逃げてしまう。
また、口裂け女が自分の好物に夢中になっている最中に逃げ出す方法があり、これは「べっこうあめ」が特に有名。当時、かなりの子供達がポケットにべっこうあめを忍ばせて登校したという。少数派では黒飴、チュッパチャップスなどもあり、口裂け女の飴好きという特徴が伺える。
特徴
・返り血が目立たないように赤いコートを着ていることが多い。逆に目立つように白い服を着るパターンも。
・若くて(20代前半)、マスクをした状態だとキレイに見える。
・とにかく足が速い。100mを3秒で走る。(6秒の説もある)白バイを追い抜いたという説も。
・武器は鎌を使うことが多い。かみそりや斧もある。
考察
口裂け女のうわさは、農家のおばあさんが「口が耳まで裂けている女が立っているのを見た」という噂が岐阜で広まったという。
それが子どもたちの間で、マスクをしていたり、ポマードで撃退できるなど尾ひれがついていった。岐阜で広がった口裂け女の噂は、半年とかからず鹿児島まで広がった。
当時は「塾通い」が増えてきた時期である。塾には複数の学区の子どもたちが集まり、自分たちの学校の出来事や噂の話をするため、学区を超えて噂話はどんどんと広がった。