- 口が裂けた理由には複数の説がある。
- ポマードやべっこう飴で撃退できるらしい。
- 全国へ広がる中で様々な設定が追加された。
口裂け女は日本を代表する都市伝説だが、その人気ゆえに本編以外にも数多くの関連エピソードが存在する。
なぜ口が裂けたのか、どうすれば撃退できるのか、どんな能力を持っているのか。
今回は口裂け女にまつわる様々な噂を紹介する。
口が裂けた理由
口裂け女がなぜ現在の姿になったのかについては複数の説が存在する。
整形手術失敗説
三姉妹の末っ子が美容整形に失敗し、口が耳元まで裂けてしまったという説。
このとき手術を担当した医師がポマードを大量につけていたため、口裂け女はポマードを嫌うようになったとされる。
三姉妹説
長女は整形手術の失敗、次女は交通事故、三女は精神錯乱によって自ら口を裂いたという説もある。
この場合、口裂け女は一人ではなく三人存在することになる。
自己責任説
事故や不注意によって自分で口を傷つけてしまったという比較的シンプルな説も語られている。
口裂け女の撃退方法
都市伝説には怪物を倒す方法がセットで語られることが多い。
口裂け女も例外ではない。
ポマード作戦
最も有名なのが「ポマード!」を三回唱える方法である。
口裂け女はポマードに強い嫌悪感を持っており、その言葉を聞くだけで逃げ出すと言われている。
べっこう飴作戦
口裂け女は甘いものが好きで、特にべっこう飴に目がないという噂もある。
そのため、べっこう飴を差し出すと夢中になり、その隙に逃げられるらしい。
当時は本気で信じた子どもたちが、べっこう飴を持ち歩いていたという話まで残っている。
地域によっては黒飴やチュッパチャップスが有効という説もあった。
口裂け女の特徴
全国へ噂が広がる中で、口裂け女には様々な特徴が追加されていった。
- 赤いコートを着ていることが多い
- マスク姿なら美人に見える
- 20代前半くらいの若い女性
- 鎌やカミソリを持っている
- 100メートルを3秒で走る
- 白バイより速いとも言われる
どの設定も現実離れしているが、それだけ恐怖の存在として子どもたちの想像力を刺激したのだろう。
なぜ全国に広がったのか
口裂け女の噂は岐阜県で始まったという説が有力である。
「口が耳まで裂けた女を見た」という目撃談が子どもたちの間で広まり、やがて尾ひれがついて現在の姿になった。
当時は塾通いをする子どもが増え始めた時代でもあった。
異なる学校や学区の子ども同士が交流することで噂は急速に拡散し、半年ほどで日本各地へ広がったと言われている。
まとめ
口裂け女の怖さは、本体の噂だけでなく無数の派生エピソードが存在することにある。
ポマード、べっこう飴、超人的な走力、三姉妹説。
語り継がれるうちに設定が増殖し、日本最大級の都市伝説へと成長していったのである。


