みかん畑を守り続けるシーツをかぶった幽霊
ざくっと都市伝説
- みかん畑に現れる幽霊。
- その正体は農家のおじさん。
- 正体バレバレなのに幽霊のフリを続ける理由とは。
四国地方にある某トンネル近くで幽霊騒ぎが起きた。しばらくしてその幽霊の正体は白いシーツをかぶって歩きまわり、みかん泥棒が近寄らないようにと、みかん農家のおじさんによる自作自演の幽霊騒動だったことが判明した。
その話が有名になってから数週間後。一台の車がそこを通る時に助手席の男が名物となっている白いシーツのオヤジを発見。
「あのおじさんもうばればれなのに。まだ続けてるのか」
すると運転席の男が青ざめた顔で
「見たのか?オヤジがやっていたのがばれたのは、その姿で車に撥ねられたからだぞ。たしか打ち所が悪くてそのまま死んだはず。」
そのトンネル付近には今でも白いシーツをかぶった何物かが現れる。