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【衝撃】鏡の中の自分が遅れて動いた日…鏡の前で起きる数秒のズレ…その正体とは

ざくっと都市伝説
  • 鏡を見つめると“鏡像が数秒遅れて動く”という実験報告が話題に
  • 筆者が自宅で試すと、購入した「鏡」がスマートミラーであることが判明
  • 映像遅延は仕様かもしれないが、気づいたら対策グッズを手に取っていた

「鏡が遅れる」って本当にあるのか試してみた話

僕はもともと理系出身で、オカルトや都市伝説には懐疑的だった。ある夜、ネットで「鏡を見続けると鏡像が数秒遅れて動く」という投稿を見て、好奇心に負けて自宅でやってみることにした。

部屋の灯りを落として、スタンドライトだけにして姿見の前に立つ。右手をゆっくり上げてみると鏡の中の僕も同時に上げる。何度か繰り返しても普通に見える。ただ、押し入れに立てかけてあった別の大きな鏡で試したとき、ふとしたズレが起きた。

手を下ろした瞬間、鏡像が0.5秒ほど遅れて動いた。最初は目の錯覚かと思ったが、その後もときどき同じズレが出る。大きなタイムラグではないが、確かに「鏡像の遅れ」はあった。

スマートミラーの可能性に気づく

翌日、大学の後輩に相談したら「その鏡、もしかしてスマートミラーじゃないですか?」と言われた。調べてみると、最近は鏡型ディスプレイが増えていて、ニュースや天気を表示したり、カメラで姿勢チェックしたりするタイプがあるらしい。映像処理が入ると遅延が出ることがあると読んだ。

自分が買った鏡の型番を調べたら、それが“ネット接続機能付き”のモデルと一致した。レビューには「わずかな映像遅延がある」「夜間の表示が不自然」という声もあった。しかも、内蔵カメラを完全に物理的に無効化できない仕様のものもあるという。

まずは安全対策を取った

それを知って少し怖くなり、まずは手軽に対策できるものをそろえた。カメラ穴を物理的に覆うスライド式のカメラカバーは安価で効果的だ。普段はこうしたカメラカバーを使うことで、余計な映り込みを防げる。

▼対策グッズ例(Amazon):
スライド式 カメラカバー

さらに、Wi-FiやBluetoothなどの電波を検出する小型の電波探知器も購入して、鏡や部屋に不審な送受信がないかチェックした。こうした探知器は盗撮・盗聴チェックに使えるため、防犯意識の高い人には役立つ。
小型電波探知器

遅延は「仕様」か、それとも別の何かか

カメラカバーや探知器でチェックした結果、目に見える不審な送信は見つからなかった。カメラは物理的に隠し、映像遅延も確認できなくなった。技術的には「映像処理の遅延」で片付く話かもしれない。

ただ、どうしても引っかかっていることがある。遅れが出ていたとき、鏡の中の自分の表情が、ほんの少しだけ「いつもの僕と違って笑っているように見えた」ことだ。脳の錯覚でそう感じただけなのか、それとも…。

他の人の体験も調べてみた

SNSや掲示板で検索すると、似たような投稿がいくつか見つかった。多くは「スマートミラーの遅延」や「照明条件による錯覚」で説明されているが、中には「鏡の中の別人を見た」という体験談も混じっている。科学的には説明がつかない要素が残るのが、都市伝説たるゆえんだろう。

僕は自分の体験を「仕様としての遅延」と「体験者が感じる不気味さ」の両方で捉えることにした。どちらにせよ、対応策を取って安全を確保するのは合理的だ。

まとめ:試すなら“安全第一”で

「鏡の遅延現象」は、技術の問題や脳の処理のズレで説明できる可能性が高い。しかし、体験した人が「不安」や「恐怖」を感じるのも事実だ。だからこそ、もしあなたが試すなら短時間で、周囲の安全を確保した上で行ってほしい。

最後にもう一つだけ。僕はあの夜、鏡に向かって小さく手を振った。鏡の中の僕は一瞬遅れて手を振り返したが、その目はやっぱりわずかに違って見えた。今でも時々、古い鏡のことを思い出すと背筋がゾッとする。

興味がある人は、まずは手軽な対策グッズから揃えると安心です。上で紹介したカメラカバーや電波探知器は、いずれも普段使いでも役立ちます。

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