ながらスマホへの当たり屋が増加中
ざくっと都市伝説
- 当たり屋も結構大変。
- ながらスマホは当たり屋の証明が難しい。
- 人身事故よりも楽にだませる。
当たり屋というと走っている車にわざとぶつかり、医療費や慰謝料をだまし取る詐欺行為を思い浮かべる人も多いはず。最近では車ではなく「ながらスマホ」の人を狙った当たり屋が増えている。
走っている車にぶつかり軽傷を負って人身事故にすることで、多額の慰謝料を取ることができるが警察や保険屋が間に入りうまくいかないこともある。そこで増えてきたのが「歩きながらスマホ」「自転車に乗りながらスマホ」などの、「ながらスマホ」の人を狙った事故である。
「ながらスマホ」の人にわざとぶつかり、持っていたカメラやメガネなどを落とし破損させる。スマホを見ていたのだから、当たり屋が不自然に当たってきたとしても、それを証明することはほぼ不可能。破損した物の代金を払うしかない。破損させるものはその場で示談に応じやすい金額のものが使われ、警察や保険屋の介入がされにくいようになっている。
壊れたものは繰り返し「今壊れた」と再利用でき、「ながらスマホ」の人は多く、ターゲットには事欠かない。また「ながらスマホ」をしていたという非があるため示談に応じやすい。一度に入るお金は人身事故の当たり屋よりも少額にはなるが、リスクが低く成功率が高いため増加している。
当たり屋の場合は、警察を呼ぼうとすると拒否するので怪しいと思ったら警察を呼ぶのが間違いがない。
ちなみに携帯電話をしながらの自転車運転は、マナーの問題ではなく、道路交通法70条の安全運転の義務に違反しているとされ、3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金に処せられることがあるのでやってはいけない。