プールで目が赤くなるのはオシッコが原因
ざくっと都市伝説
- プールの塩素剤だけでは目が赤くならない。
- 塩素と尿が化学反応を起こして刺激物ができる。
- 目が赤くなるプールは誰かがオシッコしている。
プールでゴーグルをせずに泳いで目が赤くなった経験がある人も多いだろう。
目が赤くなってしまう原因は、プールの水を消毒するために入れられている塩素剤だと思われているがこれは誤解である。塩素などの消毒剤がプールに入れられているのは間違いないが、塩素剤だけで目が赤くなることはない。
不届き者がプールでオシッコをすることで、塩素と尿が化学反応を起こし刺激物を生成する。この刺激物が目に入ることで充血し血走った赤目になる。
もしプールで遊んだあと、目が赤くなったらオシッコプールで遊んでいたことになる。
アメリカではプールの水には尿と反応して赤くなる科学物質が入れられてプールでオシッコをすると水が赤くなるという都市伝説を信じている人が多く、70%以上の人が塩素が原因で目が赤くなると信じている。しかし、尿と反応して赤くなる化学物質というのは存在しない。
プールでオシッコをすることで健康被害がでることを危険視した水質・健康協議会は、プールでオシッコをしないように呼びかけている。