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痛みの基準ハナゲ

ざくっと都市伝説
  • 痛みの単位を国際的に「ハナゲ」で統一。
  • 鼻毛を抜いた痛みに個人差がない。
  • 続々と新しい単位が作られた。


国際標準化機構(ISO)によって、人間の痛みの感じ方についての統一単位「ハナゲ」(hanage)が制定され、「長さ1センチの鼻毛を鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張り、抜いたときに感じる痛み」が「1ハナゲ」と定義された。

鼻毛を抜いた時の痛みには性差や個人差はない事が発見されたため、ハナゲが痛みの単位に選ばれたとされる。

実際に人が感じる痛みの量には個人差がある。また、それを計量したり大小を比較したりする手段もなく、このような定義は存在しない。

元々、やゆよ記念財団という、ネタとしての嘘ニュースを執筆し公開しているwebサイトにおいて、1995年に発表された作品である。さらに同サイトを運営しているやゆよ氏がこのネタを初めて発表したのは1990年代前半のパソコン通信、ニフティサーブのコメディフォーラムの「嘘情報」会議室にまでさかのぼる。

1997年から1999年頃にかけて、主にチェーンメールによって流布したジョーク。また、このチェーンメールがきっかけでBSフジで放送されていた「宝島の地図」という番組から「悪さ」「はかなさ」などの単位を作る「新しい単位」というコーナーが生まれた。

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