ビールメーカーの営業マン
ざくっと都市伝説
- ビールメーカー営業マンのテクニック。
- 他社のビールを提供している店に身分を隠してお客として来店。
- ビールが○○社じゃないからと店を出る。
大手ビールメーカーのア●ヒビール。1980年代後半からから居酒屋やビアガーデンでのシェア率を伸ばしてきたビールメーカーである。そこには営業マンの地道な努力があった。
お店のスタッフや経営者に商品説明をして試飲してもらったり、お店に試供品を置いてもらったりする。そんな事はどのビールメーカーでもやっていること。
このメーカーがちょっと違うのは、自社のビールを扱っていない店へ行く。ただし、営業マンとしてではない。お客として仲間数人と行くのである。そこでビールを注文する。
その際に一言「どこのビール?」と聞く。
店員が「△△△ビールです」と答えると、「ア●ヒビールじゃないの?じゃぁいいや。」と、結局何も注文することなく店を出て行く。「ビールはア●ヒじゃないとね」と仲間につぶやきながら。
同じ営業マンが同じ店に何度も行かないようにリストを作り、複数の営業マンが数日おきに同じ店で同じ事を繰り返した。
頃合を見はかり、その地区の本当の担当営業マンが、営業マンとして営業に行く。こうやってシェアを拡大してきたのである。