フジツボで怪我したら大変なことになる
ざくっと都市伝説
- 海水浴中にフジツボの張り付いた岩で怪我をした。
- 傷口はいつまで経ってもよくならない。
- 病院で治療を受けると・・・
ある若者が友達と海水浴に行った時のことだ。彼は岩場で遊んでいるうちに足を滑らせ、フジツボがびっしりと張りついた岩で膝を切って怪我をしてしまった。
とはいえ、怪我自体はたいしたものではない。そのため彼は簡単な手当てをしただけでそのままにしておいた。ところが、なぜか傷口はいつまでたってもよくならず、それどころか患部が腫れ上がり紫色に変色し、痛みもどんどん激しくなってきた。最後には痛みで膝が曲がらない状態になり、彼は病院に運び込まれた。
病院で彼を診察した医者は「何らかの悪い菌が患部に入り込み、そこに巣食っているようだ」と考えて膝を切開することにした。
医者が膝を切開すると、痛みの原因はすぐにわかった。なんと彼の膝の皿の裏側には、繁殖したフジツボがびっしりと張りついていたのだ。
「人の体内でフジツボが繁殖するはずがない」そう思う人もいるだろうが、人間の体液と海水の成分は似ているので
フジツボの繁殖に適しているらしい。