汗をあまりかかない人は体臭がきつくなる
ざくっと都市伝説
- 汗をかかない季節に動物性脂肪分が溜まる。
- 汗をかくようになると体臭がきつくなる。
- 寒い季節でも汗をかくとよい。
夏に「汗臭い」「ワキガ」など気にする人もいるだろう。暑さでたくさんの汗をかくため体臭が臭くなると思われがちがだが、実は体臭が最もきつくなるのは夏ではなく春である。
汗をかかないでいると汗を出す汗腺が減少し、汗腺が退化してしまう。代謝機能が低下することで、動物性脂肪分の分解が不十分になり体にたまってしまう。これが原因でいざ汗をかいたときに汗臭さが目立ち体臭がきつくなってしまう。冬は気温が低くほとんど汗をかくことがない。そのため、春に気温が上がり汗をかき始めると体臭がきつくなる。
梅雨時期、初夏など早い時期からクーラーや扇風機で汗をかかない生活をしていると、夏本番、野外行楽地などで汗をかいたときに一気に汗臭くなる。
クーラーが普及し始めた1970年以降で育った世代は汗腺が退化している人が多い。汗腺の退化は体臭の問題だけでなく、体温調整能力が低下し体温が上昇しやすくなり熱中症になりやすくなったり、体の中の水分が飽和状態になり、余分な水分のせいで冷え性になる。