高額謝礼の外国人ハローワーク
- 六本木には「闇の外国人ハローワーク」が存在する。
- 高額謝礼で仕事を斡旋してくれる。
- 警察も手が出せない超法規組織。
金髪美人や外国人が好きな日本人男性は多いようだ。これは男性だけに限らない。夜の六本木に行けば、クラブやバーで外国人男性のナンパ待ちをする日本人女性を見つけるのはそう難しくない。そんな六本木にはこんな噂がある。
外国人に裏の職業を斡旋する「闇の外国人ハローワーク」が存在するというのだ。
2007年に千葉県で某外国語教室のイギリス人女性講師が殺された事件はこの噂を浮き彫りにした。
被害にあったのは報道された写真を見ればわかるように金髪のイギリス人でなかなかの美人。彼女は職業として英語を教えていたというよりも、割のいいバイト感覚で英語を教えていたようで、他にも外国人クラブホステスのバイトなど過去が噂されている。
彼女を殺害したとされる容疑者をはじめ、多数の日本人に対して、より稼げるプライベートレッスンという出張講習を行っていたこともわかっている。このプライベートレッスンは彼女が勤めていた教室でも行っていたが、闇の外国人ハローワークを使うとさらに高額な謝礼の相手を斡旋してくれるという。
もちろん英語の授業を望む生徒だけではなく、金髪白人美人の肉体を求める日本人男性も含まれるという。
この事件の容疑者は未だに捕まっていない。目撃談などが飛びかっているが、懸賞金がかけられても依然その消息は知られていない。いったいどこへ行ってしまったのか?果たして謎の組織「闇の外国人ハローワーク」により、すでに消されてしまっているのか…
その事件の8ヶ月後、その某外国語教室そのものが事実上倒産した。ワンマン社長の堅実というよりまさにバブルを地でいく放漫経営だったようだ。また、倒産前に関連会社の株式をすべて売却していたというから、ほとんど計画倒産?しかし、会社設立から20年ほどで業界最大手まで上り詰めた裏には、不透明な金脈の噂が尽きない。
クビになった外国人講師は半分冗談めかしに「ヤクザ以上のアンダーグラウンドなエージェントが金を用意している」と話している。その社長は現在も姿を消している状態というが、これもまた闇の外国人ハローワークとの関係があるのだろうか。
そもそも闇の外国人ハローワークの噂が取り沙汰されたのは2001年に起きたフライトアテンダント失踪事件だ。
彼女は神奈川県三浦半島の洞窟で遺体となって発見された。六本木で彼女と出会った男が自宅に監禁、薬物を使用して乱暴し殺害した事件だ。この事件の公判中に証人として呼ばれた白人女性が興味深い証言を行った。
「六本木には高額な職業を斡旋してくれる人間がいる」という。
このことがマスコミで報道されるやいなや闇の外国人ハローワークの存在が真実味を帯びてきた。六本木には、アメリカとロシアという大国の大使館をはじめ大小の国の大使館が軒を並べている。一説では闇の外国人ハローワークは超法規の地下組織が関わり、警察や当局も手が出せないのをいいことに非合法な活動にも手を染めているという。
近年、不法滞在の外国人を含めて取締りが厳しくなっているが、現実に日本に滞在する外国人たちにとってこうした状況はますます闇の外国人ハローワークの活動が活性化する遠因にもなっているという。