地図にない幻の村の都市伝説【樹海村・池添村・下多島村】
- 失敗者が集まる樹海村
- 皆で墓参り池添村
- 電柱が有名な下多島村
日本各地に地図に載っていない、住所として存在していない村が数多くある。
樹海村
富士の樹海で自殺に失敗した人たちがコミュニティを作って生活していると言われているが、そもそもそういうコミュニティが苦手な人たちだ。自殺を考えている人たちが偶然出会い、さらにお互いの気持ちに共感し合い自然とコミュニティを作るとは考えにくい。
ではどうやって樹海村ができたのか。
各地を転々としていた流浪の民。一時の住処と選んだ富士の樹海。そこで自殺志願者と出会い、旅の話などを聞かせ思いとどまらせた。思いとどまったとはいえ、元の生活に戻ることは難しい。そういった人たちが、流浪の民と生活を共にし自給自足を学び、中には流浪の民と恋仲になる人もいた。
数年で流浪の民は次の住処へ移動した。流浪の民について行った人もいるが、その場に残り生活を続ける人もいた。残った人たちが失敗した人を受け入れていくことで樹海村ができた。
池添村
不気味な村に連れて行かれたという人の報告から名前が広まった村。場所ははっきりせず、「池添村」という名前もうろ覚えで正確ではない。
この村には苗字が三つしかなく、屋号+名前で呼び合っている。村には郵便局と雑貨屋ぐらいしかなく、野菜は自給自足。その他生鮮食品などは、軽トラで週2回の出張販売で購入する。裏山と言われる場所があり、墓がズラリと並んでいる。毎年、お盆には花屋がトラックでやって来て、村中の家の玄関に花を置いていく。村人はその花を持って裏山へ墓参りへ行く。
下多島村
上多島村と下多島村があり、下方的な上多島村と違い、下多島村は部落差別がひどく、閉鎖的で祭りなどがあっても部外者を招待することがない。首つり電柱と呼ばれる有名な電柱があり、ほぼ毎年その電柱で1人以上自殺をする。この村での自殺は全て首つり電柱での首つり。