日本でレディーファーストが定着しない理由
- レディーファーストを求める女性はレディーではない。
- 些細なことでセクハラ扱いされるので関わりたくない。
- レディーと認める相手にはレディーファーストしている。
レディーファーストは欧米から入ってきた、女性をエスコートする際の欧米流マナー。男尊女卑の文化であった日本でも受け入れられてきたが定着はしていない。これには日本特有の理由がある。
ある女性教授が「レディーファーストが日本で根付かないのか」について討論したことがある。
女子学生たちは日本男性批判と、外国人紳士崇拝の言辞を並べ立てる。30分程で女性教授が静かに、だが力強い声で言い放った。
「レディーが絶滅しつつある日本ではレディーファーストを普及させようがありません。与えられた平等や優遇をあさましく求めるのは日本女性特有の醜態。自らレディにならずして、レディ扱いを求めるのは常軌を逸しています。」
優遇されることを求めるようなことをレディはしない。求めずとも優遇されるのである。レディとは淑女や貴婦人のことである。しとやかなで上品、品格の高い女性のことである。
些細なことには動じず、しっかりサポートし男性を立てることができる女性。そして、サポートしてくれる女性を敬う行為がレディーファーストである。
女性自らレディーファーストを求めるということは「お客様は神様なんだからなんでも言うことをきけ」と「お客様は神様」を誤用し、ただのわがままを言っているのと似たようなものである。
軽く肩を叩かくなど些細な行為であってもセクハラ扱いされてしまう。ストレス解消のために痴漢をでっちあげる。後ろを歩いていただけでストーカー扱い。などの問題がある。日本男性にとって女性は関わらない方がよいのである。
真心のレディーファーストでさえ、何を言われるかわかったものではない。そんな状況にあってレディーファーストの定着を求められても困る。
そんな女性はごく一部だと怒る女性もいるかもしれない。ごく一部の痴漢のために全ての男性が容疑者扱いされ女性専用車両が求められる。ごく一部の女性のために全ての女性がそうであると思われ、レディ扱いされず敬遠されるのも当然である。
レディーファーストと言う考え方が間違っているとはいわない。ただ単にレディとして扱える女性が日本には少ないということだ。
一番問題なのは、これを読んで「男の言訳だ」と怒り騒ぐ女性だ。本当のレディであればこの文章を読んで何も感じないはずだ。レディファーストは自ら求めるものではないとわかっているからだ。
ここまで読んでもレディーファーストを求める女性はレディでないことを自覚してほしい。
日本男性でもレディと認めた相手には、求められずともレディーファーストを実行している。その事実に気づかない、体験したことがない女性はレディと認められていないだけである。