スレンダーマンを信じた少女のメッタ刺し事件
- スレンダーマンと暮らすためにクラスメイトをメッタ刺し。
- 背が高く手足が異様に長い。歴史的にも目撃証言や写真が残っている。
- スレンダーマンの正体は・・・
「スレンダーマンと一緒に暮らすためにクラスメイトを殺そうとした」と、12歳の少女2人が森の中で同い年のクラスメイトをメッタ刺しにする事件が米国ウィスコンシン州ウォーキシャで起きた。
スレンダーマンとはいったい何者なのか。
スレンダーマンは人々を操ったり、テレパシーで交信したりでき、子供をつけ狙って誘拐したり、傷つけたりすると言われる。
その容姿はその名の通り、背が高く痩せていて、異様なまでに長い手足の男。背中には無数の触手が生えている。日本のくねくねによく似ているとも言われる。
その姿は写真に撮られることがあるが、その写真に関わるものは記憶喪失になったり、精神障害を発症する。
紀元前3100年頃のエジプトでもスレンダーマンと思われる存在があり、神々の盗賊、KUKの盗賊としてしられ、この盗賊を描写したヒエログリフの刻印(古代エジプト文字)には、多数の手を持つ奇妙な存在として描かれている。ルーマニアの神話、16世紀半ばの有名なドイツ版画家の「ノッポの男」、アメリカのヘンダーソン事件などその他にも色々な国の歴史の中に登場している。
これら、スレンダーマンの容姿や特徴、目撃証言などはエリック・クヌーゼン氏の創作である。
2009年に開催された「超常現象的画像」を作るというコンテストで生まれたもので、このコンテストは普通の写真を加工して不気味な写真に変えること、そして、本物の心霊写真として、いくつかの心霊フォーラムから認められることが条件とされていた。つまり「架空の心霊写真」をつくり出し、ネット上のオカルト好きの人たちに「本物の心霊写真だ」と言わせるコンテストだった。
あまりの出来栄えのため、瞬く間にネット上に広がり、その存在は信じられ、スレンダーマンに関するゲームや画像やも作られた。
今回のクラスメイトメッタ刺し事件は、完全創作だと判明しているスレンダーマンを本当にいると信じてしまった少女による事件である。
下記のサイト(海外サイト)で、本人による、投稿されたスレンダーマンを含む画像を見ることができる。
http://victor-surge.deviantart.com/