モナリザの下には別の女性が描かれている
ざくっと都市伝説
- モナリザは謎が隠されているといわれる絵。
- LAMという技術で表面に見えない部分を分析。
- 全く別の女性が現れる。
レオナルド・ダ・ヴィンチは美術だけでなく、数学、化学、発明など様々な才能を持ち「人類史上もっとも多才」と言われる人物。その多才な才能から、ダ・ヴィンチの作品には仕掛けや謎が多く、多くの研究者たちが虜になっている。
ダ・ヴィンチが描いた作品の一つ「モナリザ」にも多くの謎や仕掛けがあるとされている。
- モナ・リザの右側は女性。左側は男性。
- どこから見ても必ず目が合う。
- 肉眼では確認できないアルファベットと数字。
- モデルとなった人物。
この他にも謎とされているものが多くあるが、さらに新たな謎が加わろうとしている。
フランスの科学者がLAM(Layer Amplification Method)という手法で、モナリザを分析した。
LAMという手法は強い光を絵に当ててその光の反射を測定するもの。玉ねぎの皮をむくように、重なった絵具をはがしながら、表面には見えない部分がどうなっているのかを見ることができる。
分析したデータを復元すと、風景や首から下はほぼ同じ絵が現れるが、表面に見えているモナリザと比べ、少し顔がほっそりした別の女性が現れる。
オーバーペイントし変更すること、書き直すことはよくあることだと芸術家たちは「一般的なこと」であり、謎や仕掛けは何もない。と、この発見に懐疑的。
500年以上経った現代の知識や科学でやっと解明できるような仕掛け、未だに解明できない謎を多くの作品に残しているダ・ヴィンチ。モナリザの下に描かれた女性に秘密がないとは言い切れない。