コインロッカーベイビー
ざくっと都市伝説
- 女性が新生児をコインロッカーに放置。
- 数年後、コインロッカーの前でなく少女。
- 女性が母親を探してあげる。
ある若い女性が不本意に妊娠し、誰にも知られることなく出産した。しかし、お金の無い彼女には子供を育てる余裕などなく、またそれほど欲しいと思ってもいなかったのでこっそり捨てることにした。
どこがいいのだろう。思いついたのが駅のコインロッカー。そして赤ちゃんをコインロッカーの中に置き去りにした。
それから数年。彼女は赤ちゃんを置き去りにしたコインロッカーの前を通らないようにしていたが、ある日コインロッカーの前を通ってしまった。
前を通るとコインロッカーの横に子供がうずくまり泣いている。
女性は可哀相に「思いどうしたの?」と声を掛けた。
「どこから来たの?」質問には何一つ答えない。
困った彼女はひっそりつぶやいた。「この子のお母さんはどこかしら…」
するとその子供は凄い形相になり、こう叫んだ。
「目の前にいるお前だぁ!!」