ブスばかり。不倫を否定する女性の感情は怒りではなく焦り
- 多くの女性が不倫願望を持っている。
- 不倫の可能性が低い人ほど不倫に否定的。
- 不倫に否定的なのは「憧れ」の裏返し。
テレビのワイドショーなどで「不倫」という言葉は当たり前となった。2017年も川島海荷、斉藤由貴、上原多香子、今井絵理子、豊田瀬里奈など、女性有名人の不倫報道があった。
テレビの街頭インタビューでは不倫を否定する女性がほとんど。にも関わらず匿名アンケートでは「不倫願望がある」「不倫してみたい」と答える女性は多い。
「不倫はよくない」と強く怒り怒り、声を荒げる人ほど、実は不倫願望が強い。不倫を否定しながらも不倫をテーマとしたテレビドラマや映画をしっかりチェックしている。
特に30代後半以降で、不倫に対して強く怒りの声をあげる主婦は「不倫願望は強いが、不倫とは縁遠い女性」である。
子育ての忙しさがちょっと落ち着く時期。
加齢により女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの高まる時期。
旦那との営みも減ってくる時期。
自由にできる時間ができても、「女性」として扱われにくくなり満たされない。そんなとき、女性として扱ってくれる男性が現れれば一線を越えてしまう。しかし、そんな男性はなかなか現れず、不倫願望はますます高まっていく。
不倫報道を見るということは、「貴女が満たせていない願望を満たした人がいますよ」ということをメディアを通して伝えられていることになる。この時の感情は、「怒り」ではなく「焦り」でズルいという気持ち。「私もしたい」「早くしたい」という感情に急き立てられている。
容姿的、性格的に一線を越えるチャンスがありそうな女性は、聞かれれば一応否定的なコメントを返すが、不倫を強く否定することはない。そこには「怒り」という感情はない。
一方、容姿的、性格的に一線を越えるチャンスがない女性は、自ら不倫報道について話し始め、怒りのコメントをする。自分が望んでもできないことができた人への、ズルいという気持ち嫉妬心を、自分のプライドを守るため怒りにすり替えて表現してしまう。不倫という非道徳行為への怒りではない。
ワイドショーなどの不倫に関する街角インタビューがあれば、意識してみて欲しい。「容姿的にブス」「性格的にブス」な人ほど声を荒げ強く否定するが、そうでない人は軽く否定するか仕方ないといった意見を述べている。