一日一食が最強のアンチエイジング
ざくっと都市伝説
- 人間は最長125歳までの寿命がある。
- 長寿遺伝子がオフのため寿命が本来より短い。
- 一日一食にすると長寿遺伝子がオンになり長生きできる。
人間は本来、125歳まで生きられると言われている。動物は成熟期の5倍の年齢が最長寿命となる。人間の成熟期は25歳なので、その5倍125歳が最長寿命となる。
戦が減り、医療も発達したことで人間の寿命は伸びたが、それでも平均寿命は約80歳。125歳には程遠い。
125歳まで生きられるはずなのに、なぜ生きられないのか。人間は食べ過ぎるから長生きできないのである。
動物には「長寿遺伝子」(サーチュイン遺伝子)というものが存在する。長寿遺伝子の働きは、老化を抑制するアンチエイジング。顔のシワやたるみなど、アンチエイジングの美容法を試すより、長寿遺伝子を働かせる方が効果がある。そして長寿遺伝子が働くことで最長寿命近くまで生きることができる。
しかし、ほとんどの人間の長寿遺伝子はオフの状態で働いていない。長寿遺伝子は飢餓、カロリー不足が続くことでオンになり活発化する。食べ物が飽和状態の現代では、「空腹続くこと」が条件の長寿遺伝子は働かないのである。
野性動物は常に十分な食べ物があるわけではない。腹いっぱい食べられないときの方が多く、空腹が続いているから、野生動物は最長寿命近くまで生きることができる。
ペットや動物園の動物が、同種の野生動物より寿命が短いのは、毎日エサを与えられ、空腹が続かず長寿遺伝子が働いていないからである。
もちろん空腹が続き栄養失調となれば、生きることはできない。食べることは必要である。
人間が簡単に長寿遺伝子をオンにする方法は1日1食腹八分目である。