イナバ物置の100人
ざくっと都市伝説
- イナバ物置の上の100人は4人は決まっている。
- 残りの96人は売上成績で選ばれる。
- 販売成績順を採用してから販売数が増大した。
「100人乗っても大丈夫」のフレーズでお馴染みのイナバ物置のCM。CMの最後、100人乗っている様子は毎年撮り直されている。
「100人乗っても大丈夫」というキャッチフレーズは、「ファイト、一発!」「24時間戦えますか」「ピッカピカの一年生」などのキャッチフレーズとともに、「印象に残るCMキャッチコピー」のベスト10入りをしている。
稲葉社長を中心に、社長の左右と後ろは経営トップ3が座ることが決まっていて、残りは稲葉製作所の営業マン、販売代理店の中から営業成績が高かった96人が選ばれ、営業成績が良い順に稲葉社長の近くに座ることができる。
イナバ物置を製造しているのは1940年創業の老舗で東証1部上場の「稲葉製作所」。稲葉製作所の決算は7月。8月~9月でCM撮影が行われている。決算が近づくと販売代理店からの売上金額の問い合わせが増える。
このCMが初めてオンエアされたのが1987年。この「販売成績順」という仕組みができてから、少しでも社長の近くに座りたい販売代理店同士の競争が始まり、イナバ物置の販売数はさらに増大した。