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山奥のキャンプ場で“毎年同じ日に”消える

ざくっと都市伝説
  • 山奥のキャンプ場で毎年8月13日に人が消える怪事件が発生
  • 動画投稿者が消失現象の真相を調査、唯一の生存者となる
  • 消えた仲間たちの道具はすべて新品の高級キャンプギアだった

僕は都会でフリーランスの広告制作をしている30代の男性だ。趣味でYouTubeに都市伝説や心霊スポットの調査動画を投稿している。ある年の夏、ネットで話題になっていた「稜線の丘」という山奥のキャンプ場に調査に行くことにした。そこは無料で利用できるが、毎年8月13日の夜にグループが姿を消すという怪事件が繰り返されている場所だった。

僕はいつものようにカメラや録音機材を持ち込み、現地の雰囲気を動画に収めながら夜を迎えた。同行者はアウトドア好きの友人3人で、彼らは最新のキャンプ用品を多数持ち込んでいた。道具の多くはAmazonで買える高評価のギアだ。

夜が更けていく中、僕たちは焚き火を囲み、現象が起きるのを待っていた。しかし23時を過ぎても特に変わったことは起きなかった。ところが、急にスマホに連絡が入り、都内の急ぎの仕事が舞い込んだ。僕は仲間に断り、夜中に先に帰ることにした。

翌朝、友人たちのテントを見に戻ると、誰もいなかった。道具だけがそのまま残されている。テントの外には新品同様のチタン製ペグセットがきちんと刺さっていたが、彼らの姿はどこにもなかった。僕は焦りながら動画を再生し、彼らと過ごした夜の記録を確認した。

その動画の中で、焚き火の火が突然強い光を放ち、彼らの姿が揺らいで消えていくように見えた。僕はすぐに警察に連絡したが、事件性は認められず、まるで都市伝説のように扱われてしまった。

なぜ僕だけ消えなかったのか?

実は、その夜、仕事の都合で僕だけキャンプ場を離れていた。だからかもしれない。しかし、あの現象が本当に何だったのかは今でもわからない。奇妙なのは、その後、Amazonから「商品レビューの依頼メール」が届いたことだ。消えた友人の名前で登録されたアカウントからだった。

彼らが使っていたペグセット高耐久ヘッドランプなど、全て新品同様のギアが消失現場に残っていたのだ。

調査を続ける理由

この事件は、ネットの都市伝説として拡散されているが、僕は真実を突き止めたいと思っている。毎年8月13日、同じようなグループが消えているという事実はあまりにも不自然だ。消えた彼らは一体どこへ行ったのか。

皆さんも、もしキャンプに行くなら高耐久ヘッドランプペグセットなどの信頼できる装備を用意して、慎重に行動してほしい。都市伝説は時に現実に繋がっているかもしれないからだ。

僕はこれからもこの真相を探り続けるつもりだ。もしかすると、この場所でまた奇妙な現象が起きるかもしれない。そう思うと、少し背筋が寒くなる。

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