ビッグ・フット
ざくっと都市伝説
- カナダのロッキー山脈一帯にいるとされる猿人類。
- 古くから伝承があり、映像も残っている。
- 自分が演じたという役者が現れるが撮影者は否定。
ビッグフット(bigfoot)は、アメリカ合衆国・カナダのロッキー山脈一帯で目撃されるUMA(未確認動物)。
サスクワッチ、サスカッチ(Sasquatch)とも呼ばれる。「サスクワッチ(サスカッチ)」とはカナダ西海岸部のインディアン部族の言葉で「毛深い巨人」の意を持つ。
身長2~3m、体重200~350kg。
二足歩行をし、歩幅は1~1.5m。
足跡は大きなもので約45cm。
筋骨隆々で、全身に褐色または灰色の毛が密生している。
顔には毛が生えておらず、鼻が低く目が落ち窪んでいる。
強烈な体臭を持つという。
インディアン部族は現在でもサスカッチを聖なる生き物としている。しかしそれが、近年目撃されたUMAのサスカッチと同一のものを指すのかは不明。猿人やギガントピテクスの生き残りなどの説があげられている。
1967年10月20日
元カウボーイのロジャー・パターソンがカリフォルニア州
ブラフ・クリークでサスカッチの探索中に、雌のサスカッチに遭遇しカメラに収めた。俗に言う「パターソン・フィルム」である。しかし、映像については多くの疑念が持たれた。最近では、北アメリカに生息するハイイログマの誤認や狂言であるとの見解が多数を占めている。
また、猿人説にしても、北アメリカに猿人が渡ってきた化石証拠は無く、説としては論拠が乏しい。
「パターソン・フィルム」に関しても、身長の高い役者が着た着ぐるみであったことが後に判明している。ただし、自称「役者」の死後に遺族が生前に捏造と聞かされていたことを公表をした一方で、撮影者はそのことを否定しており映像の真偽について議論が続いている