ドラマやアニメのイッキ見は鬱になりやすい
ざくっと都市伝説
- 自己規制能力が欠如している。
- 日常が充実していれば次回放送まで待てる。
- ワクワク感が短く、喪失感が大きい。
アメリカテキサス大学の研究で、ドラマやアニメなどをイッキ見する人は「うつ」になりやすいという結果がでた。
イッキ見とはドラマのエピソードを毎週ではなく、1クール、1シーズンなどを、まとめて一気に見ること。
研究調査によると、よくイッキ見する人は、イッキ見しない人と比べて、うつ状態を感じることが多く、負の感情を忘れようとしてイッキ見してしまうということが分かった。また、自己規制能力が欠如している人ほど、イッキ見する傾向にある。他にすることがあるにもかかわらず、次のエピソードを見てしまうのである。
まとめて見た方が効率がいい。1週間待てない。などの意見もあるが、日常が充実していれば日常の一部としてドラマを視聴し、各エピソード最後がどんなに惹きつける終わり方であっても、1週間待つこと「楽しみ」にできる。そもそも、何時間もイッキ見する時間がとれると思っていないので、「イッキ見」という選択をほとんどしない。1週間を待てない柔軟性のなさが、鬱になる可能性の高さである。
イッキ見することでの喪失感も大きい。
毎週見ているのであれば、毎週1週間の期待、ワクワク感があり、それが1クール(約3ヵ月)続くので、最終回での喪失感もあるが最後まで見たことの満足感もある。
一方、イッキ見は、期待、ワクワク感は単発的なもので、一気に見たことでの疲労感もあり、喪失感が大きくなる。
イッキ見がうつになりやすいのか。うつになりやすい人がイッキ見するのか。この研究結果からはどちらとも言えないが、イッキ見はあまりお勧めではないようだ。