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当たり屋グループのチラシやFAX

ざくっと都市伝説
  • 当たり屋グループに注意を促すチラシやFAXが出回る。
  • 当たり屋グループのナンバーが書かれている。
  • 警察が調べたが該当する車の登録はなかった。


当たり屋というのはわざと追突事故を起こして、相手から見舞金や示談金を稼ごうとする連中のこと。当たり屋の情報を載せたチラシやFAXが出回ることがあります。

当たり屋グループが来ております。注意してください。
1)下記のナンバーの車と事故を起こした場合には、その場で示談などせずに直ちに警察に連絡すること。
2)警察が到着する前に、会社名や自分の住所・氏名・電話番号など絶対に言わないこと。
3)このコピーを車に必ず備えておくこと。
4)友人、知人に知らせてあげること。
<注意ナンバー>
山口 xx-xxxx、山口 xx-xxxx、山口 xx-xxxx

このナンバーが、前を走行している時は、急に止まられて当たらない車間距離を保って運転しましょう。また、後ろの車が異常に接近してきたときには十分注意してください。サイドブレーキで止まるのでストップランプがつきません。

当たり屋グルーは2台1組で行動している。2台の車でカモの車を挟むように走り、まず1台目が急ブレーキをかける。狙われた車も慌ててブレーキをかけるが間に合わずに衝突、すると2台目の車が後ろから追突してきて結果2台分の修理代を脅し取られる。実際に何十万円も取られた人がいます。
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こういった情報は1985年前後より各地で出回り始めたと言われる。テレビや週刊誌でも採り上げられることがあったため、仕事で自動車を運転する人を中心に全国的に広まった。

ナンバーが書き換わったり、レイアウトが変わっていたりと様々なパターンが存在した。
(一説によると、そのパターンは全国で200種類以上)

リストのナンバーを警察が実調査したところ、存在していなかったり、記載されている車種と実際の車種が
異なるものばかりであった。ゆえに警察としては単なるデマであると判断し、「これらの車が当たり屋であるという事実はありません」「当たり屋グループ情報に惑わされないで下さい」と呼びかけている。

今でも会社などで、「当たり屋グループ」についての情報を流し、注意を呼びかけているところも少なくない。こういったことが行われる背景として、「法外な賠償金を要求される」などと不安をあおっていること
有益な情報であると思い込み、善意で多くの人に知らせようとする心理があること 。

また、チラシに書かれた特定の地域・ナンバーを見て、「○○(地域名)は運転マナーが最悪」「△△(地域名)はガラが悪い」などと偏見を持たれるようになるとも考えられる。

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