都市伝説まとめ 定番から新説まで

都市伝説大全

メン・イン・ブラックは実話である。

ざくっと都市伝説
  • MIBは実在し目撃されている。
  • 映画の内容は実際にあった事件をパロディ化したもの。
  • パロディ化することで信ぴょう性を失わせた。


1997年にアメリカで同名のコメディ映画「メン・イン・ブラック」
これはもともと都市伝説として語られていた話で、その事件や存在そのものをパロディー化することにより、報告事例の信憑性を失わせる意図があったのではないかという説もある。

メン・イン・ブラック(Men in Black、MIB、黒衣の男)は、未確認飛行物体UFOや宇宙人などの目撃者・研究者の前に現れ、警告や脅迫を与えたり、さまざまな圧力や妨害を行う謎の存在とされ、一種の都市伝説や陰謀論となっている。

多くの証言では、未確認飛行物体や宇宙人を目撃した後に、目撃者の家や職場に黒スーツ、黒いソフト帽、黒レンズのサングラスを着用し、黒塗りの大型セダンに乗って2人あるいは3人組で訪れ、「未確認飛行物体や宇宙人の目撃を他言しないように」との警告や脅迫を行ったり、脅迫のためか目撃者の家の写真を撮影するとされる。

彼らの顔つきはアジア人的であるといわれ、すべての衣類や持ち物が新品そのものであるという証言も多い。なお、これらの車にはナンバープレートがついていないケースや、ナンバープレートはついているものの、偽造されたものなのかそのナンバーは登録がないというケースも報告されている。また、彼らとともに、全くの無音で飛行する「黒いヘリコプター」が目撃されることもある。

たとえ訪問された目撃者以外に未確認飛行物体や宇宙人の目撃者がいない場合でも、なぜか目撃者の家や職場を特定し訪れるケースが多数報告されている。

また、機械的な歩き方をしたり、目撃者の家において出された飲み物のストローやデザートのスプーンの使い方がわからないなど、日常生活において通常ついているはずの知識が欠如していることが多いため、「地球人の格好をした宇宙人ではないか」と言われることもある。

1960年代にアメリカ空軍や北アメリカ航空宇宙防衛司令部の身分証明書を示した人物による脅迫事件が多発したこともあり、FBIが本格的な調査を行ったところ、身分証明書に記された名前の人物が存在しなかったり、存在するものの別の機関に所属している人であるというケースが多かった。

日本でも中山市朗、木原浩勝氏の著書『新耳袋』の「黒い男たち」という章で、日本においてもUFOを撮影した人物の元に出現し暗躍している事例が記されている。撮影した写真をネガごと廃棄する事で失踪という最悪の事態を免れた目撃者の証言もある。また、中山の著書『妖怪現わる』には、昭和50年代に北海道で直立する蛙のような、河童にも見える生き物の写真を撮った者の所に出現し、その後接触した撮影者が消息を絶つという事例も記されている。当時、矢追純一が著書でメン・イン・ブラックを紹介する前だった為、仲間内で「ブラック・マン」と呼んでいたという。とはいえ一般的な知名度はアメリカと比べて高くない。

小説『Missing』(甲田学人)では、神隠しなどの超常現象や怪奇現象を隠蔽するメン・イン・ブラックの様な極秘機関が登場するが、この都市伝説を知らない読者から「(映画)メン・イン・ブラックのパクリ」と誤解を受けたことがある。

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